6月30日(土)19時から
徳重地区会館集会室にて
「障がいについて学ぼう」講習会を開催しました。
株式会社あいぽ代表の
奥山善仁さんを講師にお迎えして
障がいに関する基礎を、実際のかかわり方を含めて
わかりやすく教えていただきました。
奥山さんは、放課後等デイサービスあいぽや生活介護あいぽで
知的障がいや自閉症の方を毎日支援していらっしゃいます。
豊富な経験に基づく実例を紹介しながら、自閉症の特徴を
説明していただきました。
そして、自閉症の方は、健常の方や純粋な知的障害の方とは
理解するシステムが違うので、理解しやすい伝え方や
環境の調整をすることによって、自閉症のバリアフリー化を
考えることが必要と力説されました。
当日は、一般の方16名・スタッフ9名の合計25名の参加があり
親子で参加された小学生の子もいましたが
「しょうがいについてお話を聞いてよく分かりました」と
感想を寄せてくれました。
「障がいのある人達を見かけたら今まではどうしたらいいのかしら
と不安になっていましたが、そうじゃなくてあたたかく見守って
あげたらいいんだという事につとめます。」
「本人を変えようとするのではなく、支援者のほうでトラブルが
起こらないようにするという事、目からうろこでした!!」など、
たくさんのうれしい感想をいただきました。
地域の中に、障がいについての正しい知識を持った方が
増えることで、障がいのある人にもない人にも住みやすい
街づくりができることを、幸せつむぎはめざしていきます。
2018年1月14日(日)
東郷町のいこまい館和室にて、
2回目となるリフレクソロジー講習会を開催しました。
今回は、利用者さんのご家族が
家族そろって、たくさん参加してくれました。
西野先生の丁寧で的確なご指導を受け、、
皆さん、足を触っただけで身体の弱いところが
わかってしまうことにびっくり!
日頃、足裏を刺激されることの少ない障がい児にとって、
リフレクソロジーで優しく刺激を加えることの重要性に、
皆さん深く頷いていました。
*家族、スタッフが行う日常ケアーとして*
という副題の通り、今回学んだ家族やスタッフが、
子どもたちの身体のケアーに日常的に
取り組んでいけるといいなと思いました。
幸せつむぎ恒例の豚汁会を開催しました。
今年は穏やかな晴天に恵まれ、
55名くらいの方にご来場いただきました。
普段からお世話になっている賛助会員の方々、
近所の子どもたち、利用者のご家族など、
皆さん豚汁やおにぎりをおかわり。
大鍋4杯分の豚汁が、あっと言う間になくなりました。
幸せつむぎの豚汁は、正会員がそれぞれの家の
味噌を持ち寄った合わせ味噌!
それだけに、自宅で作るのとは一味違う深みが◎
幸せつむぎも、みんなの力を合わせて、
ますますいい味を出していきたいと思います。
講演会『小児希少難病児をもつ家族同士のつながり・社会とのつながり
~オーストラリアのレット症候群データベースを例に~』を開催しました。
6月17日(土)19:00から、徳重地区会館集会室において
幸せつむぎ主催の講演会が開催されました。
オーストラリアの大学院で2年間、障がい児特に
レット症候群とその関連疾患の研究をされた、
森有加先生が、家族と一緒に築き発展させる
データべースの重要性について、
熱く語ってくださいました。
1 希少疾患における研究の役割
2 レット症候群について
3 主な世界のレット症候群家族会
4 オーストラリアのレット症候群研究
5 日本のレット症候群への取り組み
順を追って、基本的なことから教えていただいたので、
医学的なことはわからなくても、
データベースの重要性については
理解することができました。
先生の「家族の声を反映できる研究は素敵」
というお言葉が、心に強く残りました。
4家族5名の保護者の方にもご参加いただき、
質疑応答の時間だけでなく、
講演会終了後も先生を囲んでお話が
続きました。
「身近なところでレットのお話が聞ける日が来るとは思ってもみなかったです。」
「まだ、自分に余裕がなく、家族会を考えることに自信がありませんが、
今日のお話を自分なりに考え、前向きに参加できたらと思いました。」
などのうれしい感想もいただきました。
先生は、現在InterRett
(国際的なレット症候群データベース)の
日本の窓口をしていらっしゃいます。
森有加先生のアドレスへは、日本語で問い合わせる
ことができます。
Yuka.Mori@telethonkids.org.au
これを機会に、IntterRettへの
日本の家族の方の参加が増えることを願っています。